Never Ending Re-InventionKaizen Platform オフィシャルブログ

ランディングページの大幅な改善は「ストーリーライン」がカギ |Yahoo!パートナー事例記事

本稿ではこれまでとは少し趣向を変え、細かい改善ではなくランディングページ(以下LP)の大幅なデザイン変更で成果がでた事例を紹介します。

大幅なデザインの変更時にポイントとなるのが“ストーリーライン”をきちんと決めてること。

要は、サイトのゴールを踏まえた上で、そのLPの目的や役割、ユーザーの行動などを、予めストーリー立てておくようなことで、A/Bテストを実施する上でも非常に重要です。

今回はヤフー様にご協力頂き、ストーリーラインを予めしっかりと決め手おくことで、大幅なデザイン変更でCVRを改善した、Yahoo!パートナーの事例を紹介してきます。

事例概要

abtest_casestudy_yahoopartner2
A/Bテストを行ったのは、300万人以上が登録している、国内最大級のパートナー探しマッチングサイト「Yahoo!パートナー」の、PC版・スマホ版双方のランディングページ。

サービスの特性上、無料会員と有料会員の2パターンの会員が存在する中で、今回は無料会員登録をCVとして設定しました。

担当者の方によると、元々サービスのプロモーションの方に注力していたこともありLPの改善にそこまでリソースを割けていなかったとのこと。

ストーリーラインを設定し、訴求するポイントを絞る

最初に仮説を立てた際に、元々のLPでは、このページの目的や内容がブレているのではないかということに着目されました。

具体的には、無料会員と有料会員双方の特徴やメリットを紹介したページになっていたため、”結果として何を伝えたいページなのか”が訪問者にとって伝わりづらい状況になっているのではないかということです。

無料会員登録を増やすことを目的として設定したため、LPでは無料会員のメリットを訴求することに振り切ろうと決め、具体的なテストの方向性を決定した後、グロースハッカーからデザイン案を募り再度A/Bテストを回すことに。

このタイミングで有料会員にさせるためのユーザーコミュニケーションとは完全に切り離し、新たにストーリーをきちんと設計し直した点が、その後のA/Bテストの成果に大きな影響を与えました。

無料会員のメリットをわかりやすく整理した結果11%の改善

結果(PC版)

上記を踏まえて行ったA/Bテストの結果がこちらです。
yahoopartner_test1
ファーストビューはもちろん、ページの下部まで全体的にガラッとデザインを変更した結果、無料会員の登録率が11%改善されました。

元案では訴求すべき無料会員のメリットがサイト内で1箇所に情報がまとまっていなかったため、グロースハッカーが自分達で情報の整理やキャッチコピー作成まで行ったデザイン案を複数作成しテストを実行。

結果的に、全く別の場所にあった「体験談」をLPに持ってきた上で、無料会員のメリットを3つに整理した案が最も改善率が高い結果になりました。

ファーストビューで3つのメリットを強調することに加え、体験談を用いてより具体的に使用するメリットや安心感を訴求できたのが改善に繋がったのではないかと考えられます。

結果(スマホ版)

また、並行して行ったスマホ版の結果はこちらです。
yahoopartner_abtest2

PC版と同様に元案を大きく変更した複数案でA/Bテストを行ったところ、PC版と似たように体験談を入れてメリットや安心感を伝えつつも、情報量を押さえコンパクトにした案が最も良く、39%の改善率でした。

大枠のストーリーが定まることで、細かい改善もより効果的になる

いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、大幅なページの改善時のカギとなる”ストーリーライン”について紹介してきました。

事例のように、一度大きな方向をA/Bテストを通して定めることができれば、その後は細かい改修を積み上げることで、さらなる業績の向上も期待ができます。

なかなかサイトの改善が上手くいかないとう方は、ストーリーの部分を一度見直してみるといいかもしれません。

Yahoo! JAPAN様、今回は非常に参考になる事例のご提供ありがとうございました!

またplanBCDでは、今回の事例のように様々な業界のクライアント様のサイト改善をして下さるグロースハッカーの方々を募集しております。
ご興味がある方は是非こちらからご登録(無料)ください